【注目】前立腺肥大の症状を知りたい!
男性特有の病気である「前立腺肥大」。ここでは、前立腺肥大が起こる原因と症状について詳しくご紹介します。
前立腺肥大とは一体なに?
前立腺肥大とは、尿道の奥にある栗の実ほどの大きさの前立腺が加齢とともに大きくなっていくことです。
前立腺が肥大すると尿道を圧迫してしまい排尿障害を起こす病気を前立腺肥大症といいます。
前立腺肥大の症状にはどんなものがある?
前立腺が尿道を圧迫するために、尿の出が悪くなったり、排尿がだらだらと続いて尿の切れが悪くなってしまうことがよくある症状ですが、症状は人によって実に様々です。
ここで、代表的な前立腺肥大の症状を挙げておきましょう。
- 排尿後も尿がまだ残っている感じがする(残尿感)
- トイレが近くなり、トイレの回数が増える(頻尿)
- 尿がしたくなって我慢しづらい症状(尿意圧迫感)
- 夜に起きて何度もトイレに行く(夜間頻尿)
- お腹に力を入れないと尿がでない(腹圧排尿)
- 尿が途中で途切れる(尿線途絶)
- 尿の勢いが弱い(尿勢低下)
また加齢にともなって自然と尿道の緊張が弱くなっていくので、排尿が終わったつもりでも下着に尿の残りが染みてしまうことがありますが、こういうケースは前立腺肥大がなくても起こりうる症状ですので見きわめが難しい場合もあります。
なぜ起こる?前立腺肥大の原因は!?
前立腺肥大は前立腺が肥大することで起こりますが、なぜ前立腺が肥大するのかという根本的な原因はまだ解明されていません。
いくつかの仮説によると、現段階では、性ホルモンと加齢が影響していると考えられています。
そして、50歳以降から、前立腺肥大の症状が起こる人が急激に増えるということもわかっています。
まとめ
今回は前立腺肥大とは何か、そして具体的な症状についてまとめました。
ここでご紹介した具体的な7つの症状と照らし合わせて気になる症状があれば、前立腺肥大かもしれません。早期発見で悪化する前に予防や治療を行いましょう。