ノコギリヤシの原産地ってどこなの?
話題のノコギリヤシとは何?また、原産地はどこなのでしょうか。
育毛やトイレの悩みなどに関して注目されている「ノコギリヤシ」は、北アメリカ南東部の海岸地の松林や砂丘に生息するヤシ科に属す植物です。植物は丈夫で成長は極端におしいのが特徴です。フロリダには、樹齢500年~700年と推定されるものも存在します。
アメリカはもちろんヨーロッパでもさまざまな使われ方をしています。
どんな形をしているの??
ヤシ科というと大きな木を思い浮かべますが、高さは、2メートルから4メートルの低木で、葉は、ギザギザしてノコギリのようになっています。大きな特徴的な葉がノコギリのようであることから、ノコギリヤシと名付けられました。もともとは、北アメリカに住んでいたインディアンや移住民がノコギリヤシを見つけ、果実を食用として食べていました。未熟な果実はほろ苦い味がするようです。
また、この果実をしぼり、食用油や灯油の原料としても使用していました。やがて、果実を乾燥させ、食欲増進、滋養強壮、健康維持の常備薬として使用するようになり、その効能自体が話題になり、現在に至ります。1960年頃から、アメリカやヨーロッパで、本格的な研究がはじまり、多くの臨床実験が行われました。多岐にわたる効能があるのではないかと注目されるようになり、ヨーロッパでは、前立腺肥大症に効果があるとして、医師が処方する薬に利用されています。アメリカでは、ノコギリヤシを主成分とするサプリメントが数多く販売されています。現在、日本でも、健康食品として数多くの商品が販売されています。
まとめ
身近な存在となりつつあるノコギリヤシの原産地は、北アメリカ。現在販売されているサプリメントは、ノコギリヤシの果実を主成分としている商品が一般的です。また、もともとは、食用として利用されていたということも安全性が高いと言われている理由です。植物を原料としているため、男性だけでなく、女性も安心して服用することができます。